メトペディア - メトロイド Wiki
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メトロイドシリーズ』(Metroid series) は、任天堂株式会社のビデオゲームシリーズの名称。メトペディアでは、主にこのシリーズ作品およびメディアミックス作品についての解説を行っている。

概要[]

Metroid Series introduction in Nintendo UK Website ETC

Metroid Hub - Nintendo UK

1986年に発売された『メトロイド』を第1作目とする、任天堂が開発・発売しているアクションゲームシリーズ。遠未来の宇宙を舞台としたハードSFの世界観を持ち、バウンティハンターである主人公「サムス・アラン」の活躍を描いたストーリーが展開される。探索を主軸としたゲーム性が特徴で、アドベンチャー要素の強いアクションゲームとしてデザインされている。銀河連邦等の依頼を受けたサムスが様々な惑星・施設に潜入。アイテム取得で能力をパワーアップしながら行動範囲を広げ、謎を解き明かし、敵を倒しながらゲームクリアを目指すことになる。

開発[]

シリーズ第1作目の『メトロイド』は、多数の開発スタッフがアイディアを出し合ってゲームシステム・世界観を構築していったという経緯がある(詳細は該当記事を参照) 。そのため『メトロイドシリーズ』には特定の「生みの親」というべき人物は存在しないが、坂本賀勇が現行の『メトロイドシリーズ』の主な開発者として広く知られている。坂本は主に『2Dメトロイドシリーズ』の開発指揮を担当、第2作目の『メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS』を除くすべての『メトロイドシリーズ』作品に何らかの形で関与しており、シリーズ全体のストーリー構成や世界観・設定などを監督する重要な役職を務めている。SF洋画のような映像的演出やシナリオが多く導入されているのも、坂本の意向によるところが大きい。
一方で外伝的要素の強い『メトロイドプライムシリーズ』に関しては、任天堂企画開発部の田邊賢輔が制作指揮を行っている。坂本は田邊に対して「サムスのキャラクター・シリーズ設定の根幹に関わる要素 (モーフボールに変形する原理など) 以外は、自由にゲーム性・設定を盛り込んでよい」旨の指示を出し、開発を一任していという[1]

シリーズ作品一覧[]

2Dメトロイドシリーズ[]

2Dメトロイドシリーズの歴史

2Dメトロイドシリーズの歴史

2Dメトロイドシリーズ』(2D Metroid Series) は、シリーズ第1作『メトロイド』から続く横スクロール型アクションゲーム作品の総称。単に『メトロイドシリーズ』と呼称されることも多いが、シリーズ全体の名称との混同を防ぐため、メトペディアでは『2Dメトロイドシリーズ』と表記している[2]
初期に制作された『メトロイド』『メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS』『スーパーメトロイド』の3作品は、まとめて『初期三部作』と呼称される[3]

メトロイドプライムシリーズ[]

メトロイドプライムシリーズ』(Metroid Prime Series) は、プレイアブルキャラクターの主観視点でゲームを進行させる「ファーストパーソンアドベンチャー = FPA」のゲーム作品、およびその世界観を使った派生作品の総称。
特殊な放射性物質『フェイゾン』を巡るストーリーを描く『メトロイドプライム』『メトロイドプライム2 ダークエコーズ』『メトロイドプライム3 コラプション』の3作品は『プライム三部作』と呼称される。海外ではこの三部作を統合した総集編ソフト『メトロイドプライム トリロジー』も発売されている。

漫画作品[]

『メトロイドシリーズ』を原作とする漫画作品。青年向け漫画雑誌「マガジンZ」連載の『メトロイド』はサムスの過去について焦点を当てたストーリ展開がなされており、これはシリーズの正史として扱われている。『サムス&ジョイ』『EPISODE OF AETHER』の2作は漫画雑誌「コミックボンボン」で連載されていた低年齢層向けの漫画作品で、原作には登場しないオリジナル設定がふんだんに取り込まれた意欲作となっている。
漫画作品では度々、シリーズ本編と関連性がある単語・設定が登場するものの、基本的には正史ではないパラレルワールド (シリーズ時系列に組み込まれない) とみて相違ない。

ストーリーライン[]

時系列[]

『メトロイドシリーズ』は(一部例外を除いて)パラレルワールド設定が存在せず、以下の時系列に沿ってストーリーが進行している。この時系列は『任天堂公式ガイドブック METROID Other M』など、各作品の関連書籍・公式サイトに記載された情報を整理したものである[4][5]
  1. 漫画版メトロイド
  2. メトロイド / メトロイド ゼロミッション (エピソード1)
  3. メトロイドプライムシリーズ
    1. メトロイドプライム
    2. メトロイドプライム ハンターズ
    3. メトロイドプライム2 ダークエコーズ
    4. メトロイドプライム3 コラプション
    5. メトロイドプライム フェデレーションフォース
  4. メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS / メトロイド サムスリターンズ (エピソード2)
  5. スーパーメトロイド (エピソード3)
  6. METROID Other M
  7. メトロイド フュージョン (エピソード4)
  8. メトロイド ドレッド (エピソード5)

時代設定・作品間の時間経過[]

『メトロイドシリーズ』では、具体的な暦・時間単位が使われることが極めて少なく、作品間でどれだけの時間経過があったかの判断が難しい。現状、明らかとなっている設定は以下の通り。
  • コスモ歴による時代設定
    • 『メトロイド』『メトロイド ゼロミッション』:コスモ歴20X5年
    • 『メトロイドプライム フェデレーションフォース』:コスモ歴20X6年
  • 作品間の時間経過
    • 『メトロイドプライム』:『ゼロミッション』の事件から3年後[6]
    • 『メトロイドプライム3 コラプション』:『プライム2』の事件から約6ヶ月経過

ギャラリー[]

脚注[]

  1. 社長が訊く『メトロイドプライム3 コラプション』
  2. 『ドレッド』以降、任天堂公式でも『2Dメトロイドシリーズ』表記が多用されるようになった。
  3. 『任天堂公式ガイドブック METROID Other M』より。
  4. シリーズの世界観を使用した『メトロイドプライム ピンボール』や、正史に含まれない『メトロイドプライム ハンターズ ファーストハント』などは除外している。
  5. 「エピソード1」「エピソード2」といった表記は本Wikiサイトの便宜的名称であり、公式名称ではない。任天堂公式メディアでは「METROID 3」「METROID 4」といったナンバリング表記を採用している。
  6. 海外版『Metroid Prime』説明書や、総集編『メトロイドプライム トリロジー』のハンドブックに記載がある。
  7. 『スマブラ for Wii U/3DS』などで使用。『METROID Other M』ロゴの流用と思われる。

外部リンク[]

関連項目[]

メトロイドシリーズ
2D メトロイド | メトロイドⅡ | スーパーメトロイド | フュージョン | ゼロミッション | Other M | サムスリターンズ | ドレッド
プライム メトロイドプライム | ダークエコーズ | ピンボール | ハンターズ | コラプション | トリロジー | フェデレーションフォース
体験版 ファーストハント | ブラストボール
未発売 メトロイド64 | タクティクス | プロジェクト・ヴァルキリー
クロスオーバー スマブラ(64 | DX | X | for 3DS | for Wii U | SP) | その他
漫画 マガジンZ | サムス&ジョイ | メトロイドEX
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