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ファントゥーン』(Phantoon) は、ゼーベスで初めて発見された正体不明の大型クリーチャー。別次元に肉体を持つアストラル生命体とされており、その生態に関しては謎が多い。

解説

ゼーベスの地表部に破棄された、古代鳥人族の使用したスペースシップに潜伏していた亡霊のようなクリーチャー。捕獲サンプルが少ないため、その生態については不明な点が多い。本体がアストラル体で構成されたクリーチャーで、次元の狭間を移動して実体を消す特殊能力を持つ。物質世界では頭部だけを実体化させており、本体 (下半身) は別次元に存在するとされている。本来の全体像は巨人型であると推測されている。

肥大化した頭部には次元を超えて移動するための特殊器官や発達した高密度の神経系が詰め込まれている。神経節の末端部が2本の触手として体外に伸びており、これを振り払ったり、敵を捕捉して締め付けるなどして攻撃を行う。体内から大気に触れると発火する危険性の高い酵素を分泌、青色に燃え盛る火球 (アストラルボール) を大量に発生させ、これを操り攻撃に転用する。口のような器官を開くと内部には眼球のような部位があり、弱点となっている。

各作品における特徴

スーパーメトロイド

Phantoon Artwork SM

アートワーク

スペースパイレーツの幹部格ボスクリーチャーとして登場。ツーリアンへの道をを守護する全4体のボス級クリーチャーの1体で、難破船の右下に位置する小部屋で戦闘を行うことになる。取扱説明書などではマザーブレインの意識が実体化した悪霊とされており、邪悪な念波を発して古代鳥人族の霊を悪霊化させたと解説されている。難破船のエネルギーを吸収して機能を停止させている張本人であり、ファントゥーンを倒さない限り船内の設備は復旧しない。自身の操作する青色の火球 (鬼火) や実体化した姿での突進による攻撃を得意としている。
通常は半透明の霊体の姿で行動しており、ダメージを与えられない。攻撃時に稀に目を開いて実体化するときがあり、このときチャージビームミサイルスーパーミサイルなどの武器を撃ち込むことでダメージを与えられる。ファントゥーンの蓄積ダメージが増えていくと本体の色が黄緑色から赤色に変化、撃破すると小爆発を起こし、本体をラスター状に歪ませながら消滅する。HP値は2500。撃破後には難破船内のエネルギー供給が再開されて各種機能が復旧、船内の探索可能な範囲が拡大される。また、クレテリア謎の彫像の部屋にある像が反応し、ツーリアンへの道を開く4つの鍵の1つとして機能する。
戦闘時には、以下の攻撃を一定サイクルで繰り返し行う。
攻撃パターン1
Phantoon Attack 01 SM
半透明の霊体の姿で出現後、空中を浮遊移動しながら、複数の青色火球 (鬼火) を不規則に発生させて攻撃を行う。空中で放出された鬼火はゆっくりと落下、地面の上を数回跳ねた後に自然消滅する性質があり、接触するとダメージを受けてしまう。この鬼火はビームなどを撃って相殺することが可能で、 エネルギーボールや各種アモがドロップするため回復手段としても利用できる。霊体化したファントゥーンには当たり判定が無く、サムスの攻撃も通用しない。
Phantoon Attack 02 SM

目を開いて実体化する様子。

攻撃の最中、空中で停止して目を見開き、それと同時に円形状に配した複数の鬼火を周囲に向けて一気に拡散させて攻撃を行う。このとき本体が実体化しており、ミサイルやチャージビームなどの武器を使用してダメージを与えることが可能。ただし、攻撃行動後のファントゥーンはすぐに目を閉じて姿を消してしまうため、チャンスは限られている。このときダメージを与えられなかった場合、攻撃パターン2へと移行する。
攻撃パターン2
Phantoon Attack 03 SM
前述の攻撃パターン1の時にダメージを与えきれなかった際に使用。ファントゥーンはしばらく姿を見せなくなり、地面を跳ねる鬼火を大量に発生させて攻撃を行う。その後、ランダムな位置に瞬間的に出現して実体化、同時に天井に大量の鬼火を横一列に発生させ、地面に向けて順に落下させて攻撃を行う。攻撃のチャンスだが、頭上から降り注ぐ鬼火の処理も行う必要がある。
体当たり
実体化した際にダメージを受けたファントゥーンは、当たり判定のある状態のまま空中を浮遊移動して、サムスに向かって執拗に突進攻撃を繰り返す。一定のダメージを受けると目を閉じて姿を消し、再び攻撃パターン1を初めから行う。
特殊攻撃
Phantoon Attack 04 SM
実体化したファントゥーンに対してスーパーミサイルでダメージを与えたときにのみ使用する特殊な攻撃。スーパーミサイルの直撃を受けると姿を消し、霊体の状態で部屋の天井付近に再出現する。複数の鬼火を周辺を薙ぎ払うように操作して連続的に攻撃を行う。鬼火の軌道が読みづらくビームなどで打ち消すことは難しいが、 チャージアタックを使用するとすべての攻撃を安全に回避することができる。

METROID Other M

メインセクターのコントロールブリッジに出現。アダムのヘルメットを回収するため、破壊される直前のボトルシップを訪れたサムスの前に突如として立ちはだかり、戦闘に突入することになる。『スーパーメトロイド』の個体と比べてかなり細身になっており、本体の色は艶のある焦げ茶色と緑色、眼の色が黄色に変わっている。本作のギャラリーモードではファントゥーンの新たな設定の数々が明らかにされており、『スーパー』と同一の個体だが、マザーブレインの怨念ではなく、別次元に肉体を持つアストラル体でできた生命体として紹介されている。ゼーベスの難破船に潜伏していた個体が、何らかの経緯で復活、破棄される直前のボトルシップに再出現したものとされている。
戦闘開始直後はコントロールブリッジのガラスに阻まれて、ミサイルでの攻撃は不可能だが、ガラスを透過するウェイブビームの性能を受け継いだビームウェポンでの攻撃だけが通用する。ダメージを受け続けるとファントゥーンが触手を振り払ってガラスを破壊する。ガラスを破壊した後はミサイル系統の武器が有効になり、弱点部位である目玉に向けてスーパーミサイルを使用すれば大ダメージを与えられる。複数の攻撃パターンを組み合わせて怒涛の連続攻撃を繰り広げるが、攻撃後に大きな隙が生じる傾向があるため、距離を置いてセンスムーブなどを使用して回避行動に専念した後、隙を見て立ち止まりチャージビームやスーパーミサイルで反撃を行う戦法が効果的。
戦闘時には、以下の攻撃パターンを組み合わせて使用する。
触手攻撃
長い触手を振り払って攻撃を行う。サムスがファントゥーンに近い位置にいるときに使用する。2本の触手のうち、ゆらゆらと揺らしている方を攻撃に使用する傾向がある。攻撃時にセンスムーブを行うことで回避可能。
アストラルボール/目玉爆弾
『スーパーメトロイド』でも使用していた、青色の火球を無数に発生させて攻撃する。本作では誘導弾の性質を持ち、サムスを自動的に追尾する。センスムーブを使用して安全に回避することができるが、あまりにも数が多く着地点で別のアストラルボールが命中する恐れがあるため、ステージの端に追い込まれたりすることのないよう、移動方向には常に注意を払う必要がある。
ビーム爆発/暗黒柱
サムスの足元に赤黒い渦のような結界を発生させ、一定時間経過後に爆発させ、巨大な爆炎柱を発生させる。床に赤い渦状の結界を発見したら、歩行移動やセンスムーブなどを利用して積極的に距離を置いた方がよい。
レイジハンド
ファントゥーンが発生させる、手のような形状をした小型の分身体。複数体現れてサムスに向かって突進したり、わしづかんで捕縛した後自爆するなどして攻撃を行う。チャージビームなどでダメージを与えることが可能。本体のファントゥーンと同様に目玉が弱点で、ひるませた後にリーサルストライクで攻撃をぶつければ容易に撃破可能。パワーボムも有効な攻撃手段となっている。
ファントゥーンの体力が残りわずかになると、長く伸びた目玉を床に垂れ下がらせたダウン状態となる。このとき目玉に接近するとリーサルストライクを使用して致命的なダメージを与えることが可能。大ダメージを受けたファントゥーンは宇宙空間に吸い込まれるように放流、鋭い閃光とともに彼方へと消滅する。完全に倒したわけではなく、別次元へと姿を消した可能性が高い。

オフィシャルデータ

ギャラリー

古代鳥人族がゼーベス星にやってきた頃のスペースシップに潜んでいた亡霊のようなモンスター。その生態は謎が多く別次元に肉体を持つアストラル体で出来ている。

・頭部には次元を超えて移動する為の特殊な器官を備えている。
・口のような器官が開くと内部には目玉らしきものがあり、そこが弱点となっている
・別次元から現れている為、下半身は見えない。

METROID Other M ギャラリー ART 92


取扱説明書

マザーブレインの意識が実体になったもの。その邪悪な念波によって周囲の霊は悪霊化し、船の機能は停止してしまった。

スーパーメトロイド 取扱説明書


書籍

コントロールブリッジではボスのファントゥーンが出現。弱点は体の中央にある目玉。触手攻撃やアストラルボール、ビーム爆発などを避けつつ攻撃しよう。戦闘開始直後はコントロールブリッジのガラスがあり、こちらのミサイル攻撃が届かない。ガラスが割れるまで、透明・半透明の物質を貫通するビーム攻撃に専念しよう。攻撃を避けつつチャージビームを撃ち、ファントゥーンの攻撃の合間にスーパーミサイルで反撃しよう。

任天堂公式ガイドブック METROID Other M


ファントゥーン / 難破船エリア / 体長: 約12フィート

ゼーベス星以外では、いまだに発見されていない浮遊生物。動きがたいへん速く、捕獲サンプルがあまりにも数少ないため、詳細な生態についてはまだ不明な点が多い。頭部の甲羅内には高密度な神経節が多数発達しており、高い知能を持っているのは確実と思われる。その神経節の末端が体外に出て2本の触手となっているが、この部分は弱く捕食などに使われることはない。また、大気に触れると発火する酵素を大量に分泌するため、非常に危険な生物でもある。

ゲーム・オン! 1994年5月号 スーパーメトロイド特集 THE BIOLOGY OF ALIENS


大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

「スーパーメトロイド」で戦ったこの生命体は、
「メトロイド Other M」で再会が可能である。
ただし、「Other M」でのこいつは隠しボス。
エンディングを迎えた後に登場するのだ。
アストラル体で構成された謎の生命体で、
物質世界では、頭部のみが実体化するが、
真の姿は巨人型をしているといわれている。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U フィギュア説明文


登場作品

ギャラリー

脚注


スーパーメトロイドに登場するクリーチャー一覧
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METROID Other Mに登場するクリーチャー一覧
アスボロー星人 | アスボロー星人・ゾエア | ウェーバー | ヴォルフォン | カイラス星人 | ガルマン星人 | ギガエール | キハンター星人 | キング・キハンター星人 | クイーンメトロイド | グリッパー | グリプト星人 | グリプト星人・ストロンガー | グルガンジー | ゴヤケード | サイクロー | サイドホッパー | サイボーグゼーベス星人 | サイボーグゼーベス星人・エリート | サンドファング | ジーマ | ジーマホログラム | ジュリオン | スカルテトラ | スクリー | スノーマ | ゼーベス星人ホログラム | ソーバ | ゾーロ | ヅル | デスギーガ | デスバルク星人 | ドラゴティクス | ナイトメア | 謎のクリーチャー | ナミヘ | バラモーク | バリスト | ヒートブル | ヒムラ | ヒムラの巣 | ヒュージ・バラッグ | ファンブルアイ | フーネ | フラワナ | ブル | ベビーメトロイド | ポイズングリッパー | ポウ | マザーブレイン | マグドール星人 | メイジ・キハンター星人 | メトロイド | メラ | メラの巣 | リオ | リオの巣 | リンカ | レイジハンド | レドギア星人 | ワッジ | FGⅡ-グラハム | FG-1000 | RB-176