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ピョンチー』(Pyonchi) は、サムスの幼少時代の友達。元は惑星コロニー K-2Lに棲息する野生動物であった。

解説[]

ウサギとリスを掛け合わせたような姿の友好的生物。「ピョンチー」という名称は、幼少期のサムス・アランが出会った個体に対して名付けられた固有の名称であり、生物の正式名称は不明[1]

全身がやわらかい体毛で覆われており、自身の体長ほどの大きな尾と、ウサギのように長く伸びている発達した耳介を持つ。太く丈夫な前脚を持つ。手先が非常に器用で、高い知能を持ち「ピチィ」「ピチー」「フー」「プピピピ」などといった特徴的な鳴き声を発してコミュニケーションを行う。また、見た目に反して怪力であり、連邦アカデミーの不良生徒達を軽々と持ち上げている。

ピョンチーは、コロニー K-2Lの樹林地帯に生息する野生動物だった。サムスのバッグを持ち去り木の上に登ってしまったが、当時K-2Lを訪れていたオールドバードの助言で名前を付けてあげたことが契機となり、友達になった。その後、孤児となったサムスが鳥人族に救出され、ゼーベスに移住する際も同行。両親を亡くし心に深い傷を負っていたサムスの、唯一無二のかけがいのない友達であった。

サムスが銀河連邦警察に入隊した後も、ピョンチーはゼーベスの鳥人族の元に留まり続けた。しかし、スペースパイレーツの急襲・マザーブレインの反逆によりゼーベスの鳥人族は壊滅。サムス達の活躍で捕虜とされていた一部の鳥人族は救出されたが、ゼーベスからの脱出・鳥人族との離別を余儀なくされた。

その後ピョンチーは、連邦議会所属のキートン議員に引き取られた。銀河首都ダイバンにある連邦本会議場で行われたキートン新議長就任の祝賀行事にも参加している。その際、アカデミー新入生代表のダマラが新議長に贈呈した花束に危険があることを本能的に察知。けたたましい鳴き声を発して周囲に警告する活躍を見せた。その鳴き声を聞いて駆けつけたサムスと、行事に同席していたアダム・マルコビッチの機転により、花束に擬態していた生物兵器ミミキュリア星獣は見事撃破された。

ピョンチーは『漫画版メトロイド』以外の作品には登場しておらず、その後の顛末は不明である。

登場作品[]

豆知識[]

  • ピョンチーは言葉を喋ることができない生物だが、漫画中の表現として「あ~~じれったいもう!!モタモタすんなよナロォ!!!」「ゾー…?」などといった台詞を発している。連邦アカデミーの不良生徒達をこらしめた際には「みんな仲良く!」と書かれた看板を掲げている。
  • ピョンチーは、クリーツに「ピョンスケ」「ピョンゾー」などと、度々名前を間違えられている。

ギャラリー[]

脚注[]

  1. 『メトロイド』第14話において、ダマラが銀河連邦アカデミーに出現したピョンチーを見て「キートン議長のウサギリスさん」と呼んでおり、この「ウサギリス」が正式名称である可能性が高い。

関連項目[]

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