『シャッター』(Shutter) は、人工施設に設置された遮蔽装置の一種。同等の機能を持つ『シリンダー』『スティック』についても、本稿で解説する。
解説[]
『2Dメトロイドシリーズ』に登場する遮蔽装置の一種。スペースパイレーツの要塞基地やB.S.L施設内部などで確認できる。天井に設置された機構から昇降式シャッターが下りて、地面に接地することで通路を封鎖する。シャッターは耐久性が高く、いかなる武器を使用しても破壊できない。初めから通路を閉ざしているものや、侵入者を感知して自動で閉じるものなど、様々なタイプが存在する。
一部のシャッターには天井部にランプ (もしくは窓)が付けられている。対応武器をランプに撃ち込むことで、閉じているシャッターを開放して先に進むことができる。多くの場合、ランプは片側にしか付いておらず、裏側からシャッターをこじ開けることはできない。
バリエーション[]
- ブルーシャッター
- 『スーパーメトロイド』での名称。通常は封鎖されているが、青色ランプにビームを照射することで開き、通行できるようになる。ランプは片側にしか付いていないものと両側に付いているものがある。壁を貫通するウェイブビームを使用すれば片側タイプのシャッターを裏側から開くことが可能。
- 『フュージョン』でも似たタイプのシャッターが登場。こちらは単に『シャッター』と呼称され、ランプの色が赤色になっている。厚みのある大型シャッターも確認されているが、機能に変わりはない。
- グリーンシャッター
- 『スーパー』にのみ登場。緑色のランプにスーパーミサイルを当てることでのみシャッターを開放できる。ミサイルウェポンには壁貫通性能は無いため、その性質上ランプの付いた一方向からしか開けられない、一方通行型のシャッターとなっている。
- 自動駆動タイプ (仮称)
- 『スーパー』『ゼロミッション』『Other M』『ドレッド』に登場。天井の装置から自動的にシャッターが降りてきて通路を遮断する。
- 『スーパー』では複数のシャッターが間隔を開けて配置されている。サムスが近づくと作動、通行を妨げる。先へ進むには高速ダッシュでシャッターが閉まる前に素早く通過する必要がある。非公式のテクニックではあるが、丸まりダッシュを用いることでも通過可能。
- 『Other M』ではゲーム最終盤、ゼロスーツでの脱出シーケンス時にボトルシップの一部通路で確認できる。シャッターで封鎖されている通路は、ハンドガン連射でこじ開けることが可能。せり上がったシャッターの隙間をスライディングを利用して進むことになる。
- 『ドレッド』では、ロボット鳥人兵士の戦闘部屋などに設置されている。ロボット鳥人兵士が出現すると同時に閉鎖され、撃破すると開放される。
- プラットフォーム一体型
- 『ドレッド』に登場。床に置かれたシャッタープラットフォームと連動していて、上に乗ると即座にシャッターが閉じる仕組みになっている。フラッシュシフトやシャインスパークなどを駆使して、プラットフォームを避けて通過する必要がある。
- シリンダー
- 『スーパー』『フュージョン』の2作品に登場。『スティック』とも呼称される。金属製の円筒状構造物で、通常は施設の壁や床に組み込まれた状態で静止している場合が多い。設置箇所にビームやミサイルを当てたり、ボムを爆発させると起動、ゆっくりと移動を始めて、所定の位置まで伸びきると動作を停止する。
- 厳密にはシャッターではないが、設置された場所によっては通路を遮断するシャッターとしての機能を果たしている場合もある。また、上に乗ってリフトや足場として利用できる場面もある。
オフィシャルデータ[]
取扱説明書[]
また、ゲート以外にもシャッターがサムスの侵入こばむこともある。上のランプの色が、シャッターを開くヒントだ。
書籍[]
近くにある赤いランプをビームで撃つと開く。
任天堂公式ガイドブック メトロイド フュージョン
シャッター
シャッターはゲートとしての役割を担うこともあるギミック。シャッターが単独で配置されている場合は、ボスの撃破などの特定の条件で開く。床のシャッタープラットフォームとセットで配置されている場合は、シャッタープラットフォームに乗ると反応してシャッターが閉まるため、フラッシュシフトのアビリティで床を避けよう。メトロイド ドレッド パーフェクトガイド